社会福祉法人 光昇会 たま保育園

モンテッソーリ

モンテッソーリ教育の目的と方法

目的=自立した子どもを育てる

モンテッソーリ教育法の基本は、「子どもは、自ら成長・発達させる力を
もって生まれてくる。
大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの
自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」という考え方に

あります。
モンテッソーリ教育の目的はそれぞれの発達段階にある子どもを援助し、
「自立していて、有能で、責
任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつ
づける姿勢を持った人間に育てる」ことです。
その目的を達成するために、彼女は子どもを観察し、そこからえた事実に
基づいて教育法を構成し、独特の体系を持つ教具を開発しました。
その教育法の正しさは、現代の大脳生理学、心理学、教育学などの成果
によって証明されています。

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モンテッソーリ教育の内容

モンテッソーリ教育では、子どもの内発的な発達プログラムに基づいて、次の5つを実践課目として設けています。

1.日常生活の練習:Practical Life

モンテッソーリ教育の基礎になる課目で、「運動の教育」として位置づけされています。
2~3歳の子どもは「模倣期」にあります。大人がする日常生活上のさまざまな動作の真似をしたがります。
この模倣期と運動の敏感期を利用して、秩序だった動き方、身のこなし方を伝えます。
子どもは自分の意志どおりに動く身体をつくり、自分のことが自分でできるようになります。
その結果、自立心、独立心が育ちます。

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2.感覚教育:Sensorial

2歳から3、4歳にかけての子どもは、次の3つの発達特性を持っています。
●感覚の敏感期
●無意識的吸収精神から意識的吸収精神へ
●知性の萌芽
感覚教育は、感覚を洗練させ、意識的吸収精神を助長して抽象的概念を
獲得させ、ものを考える方法を身につけさせることを目的としますが、
モンテッソーリの考案した独特の教具や具体物に触れる活動をとおして
体得させることを目指しています。

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3.言語教育:Language

モンテッソーリは子どもの言語発達について、「名称(名詞)を知ることから始まり、その性質に関する
単語(形容詞)に移り、ものの関係を表す単語(動詞・助詞)に及ぶと考えました。
単語教育では、絵カード、文字カードなど、それぞれの発達段階に即した教具を使い、話す、読む、書くの作業を通じて
語彙を豊かにすることを目指し、最終的には文法や文章構成へと進みます。

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4.算数教育:Mathematics

モンテッソーリは、人間の精神の発達は、
●運動、感覚から抽象へ
●感性的認識から抽象的認識へ
●具体から抽象へ
と言う経路をたどるといっています。
モンテッソーリ教育法は、子どもにこの経路をたどらせることによって、抽象的認識に至らせることを目指しています。
抽象的・論理的な力を要求される算数教育では、特に具体物(算数棒、ビーズなど)を用いて量を
体感させることから始め、系統化された多くの教具によって細かいステップを踏みながら、抽象へ移行します。
数量概念の基礎から十進法、加減乗除へと子どもを無理なく導きます。

 

5.文化教育

日常生活の練習、感覚・言語・算数教育の基礎の上に立って「わが国の地理的、文化的条件のもとで、
先人が創り引き継いできた知識や生活様式を受け継ぎ、発展させていく」ための基礎を培うことを目的とします。
歴史、地理、生物、音楽などを主な内容としますが、それらを体系的に学ぶのではなく
身近な事物に触れたり、観察したりして、文化を獲得する態度を養うものです。

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